Hisao Iida

飯田尚央(吹きガラス作家)との出会い
1994年、とても素敵なガラス作品を観たとお客様から聞き、早速名古屋のとあるお店に足を運びました。ガラスの酒器とコンポートが展示されており、色彩の美しさとあまりの技術の高さに驚きました。当時、吹きガラスのブームが起き始めておりましたが、愛知県ではガラス作家の数が少なく、技術と価格が釣り合わない現象がありました。そこですぐさま、飯田に会うために、彼の工房を訪ねました。小樽の工房で10年働いたあと、常滑市に工房を築いて間もない頃でした。普通は数人がかりで作るような難しい作品を、たった一人で全て制作していることに衝撃を受けました。それから今に至る長いお付き合いが始まりました。これからも一生追いかけていきたいとても魅力的なアーティストです。
2015年 石上昌子

プロフィール
1982年 ザ・グラススタジオインオタルに参加
1988年 金沢「国際ガラス工芸展」
1989年 札幌 芸術の森「北の暮らしのガラス展」
1990年 北海道ガラスアート展 優秀賞
1991年 日本ガラスアート展
1993年 IGS国際ガラス造形展
1994年 グラスワークス楽設立
1997年 ビアグランカイ札幌
2002年 「日本現代ガラス展・能登島」能登島賞
2004年 金津制作の森「酒の器展」